ホントかどうか分かりませんが『皆殺しの天使』というタイトルは(なんかかっこよかったからとかそういう適当な理由で?)黙示録からとったのだとか…。
たしかに作品内にそういう天使は出てこないですし、皆殺しにされたのは羊くらいでした。
普段私がよく観ているB級映画にするみたいに『タイトル詐欺やないかーいっ!』て、つっこんでいいでしょうか?
別につっこんでいいはずなのに、なぜかやってはいけない気がする私は別のノビレ邸に囚われているのでしょうか?(そうよ、あのとき私はツッコミたかったのよ!)
羊がかわいかったです。
人の空腹を満たすために進んでその身をささげてましたね。あるいは神に遣わされたのでしょうかね。あそこと最後は笑えました。ああいう状況になったとき必ず(閉じ込められた人数に比例した数の?)羊が来てくれるんでしょうか。
ほぼ同じシーンが繰り返されるので、多世界解釈に基づいた時空のゆらぎ的なことをしてるのかなって思いましたがそういうわけでもなさそうで。読解力不足ですね。ていうか読み込みたいって気持ちになれない作品でもあるのですが…。『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』ほどでなくても、もう少し引き込まれる話ならよかったのに。