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ジェイコブス・ラダーのuduneのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たいと思っていてようやく鑑賞できました。
単純にサイレントヒルのクリーチャーの元ネタというのがとても気になっていたので内容よりもクリーチャーがどんなもんなのかを注目していました。
でも…内容がとてもいいです!簡単に言うと死人の夢、の話ではあるのですがそれをうまくネタバレしないように最後まで引っ張るかという話の展開がとても面白いなと思いました。
そして人間が生きていく上で避けられない死というものに対しての考え方が少し東洋的な感じが受け入れやすい。(死を受け入れなさい、的な感覚が)
まぁでも自分がほんとそのときにならないとどうなるかわかりませんが穏やかな気持ちで最後を迎えたいなぁとぼんやり思いました。
クリーチャーも想像よりも恐ろしくない…というか結構センシティブな表現かな?と思いました。怖い感じはとても出てますが…
2回見たんですが結構映像の端々にこれは死後の世界なのでは?と思う表現があったり 整体師に左向け、と言われて右を向いてしまうのが日本でも死者の着物は左前で反対になるから死者の世界は左右逆と言うことを表してるのかな?とか、もう死にかけてるから体がめちゃくちゃ冷たくなってるけど脳内のイメージでは氷水に浸されてるとか…
死後の世界の話やらベトナム戦争問題やら結構なボリュームで練り込まれていて重そうだな…と思いますが意外とすんなり見られるのが一番すごいところかな?と思います。
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