こしあん

死霊のえじきのこしあんのレビュー・感想・評価

死霊のえじき(1985年製作の映画)
4.0
壁から無数の手が出てくるシーン、とても印象に残ってたけど、確か公開当時、テレビCMでガンガン流れていて、今だったら、絶対クレームくるよね!😅

地上がほぼゾンビで埋め尽くされた荒廃した世界で、膨大な数のゾンビたちがワラワラ歩いているシーンが最高。この絶妙な動き、速さがたまらなく好きです。走るゾンビは情緒がない😣

地下で博士がいろんなゾンビを解剖したり、研究しているのが面白い。
博士が育てているゾンビのバブ、あの敬礼シーンはグッときますねー。

ストーリーは淡々としていてあまり盛り上がりもなく、ゾンビもそんなに出てこないのでちょっと退屈だったけど、終盤のたたみかけがスゴイ。
グングンと盛り上がり、ゾンビの大群が押し寄せ、ガブガブ、グリグリ、身体を引きちぎられて内臓ダラりん……
残虐なのに美しい。

ゾンビ三部作の中で一番、ゴア描写が光る作品だと思います。
特殊メイクが素晴らしすぎて感動します。

撮影には豚の内臓が使われたそうで、現場のニオイは相当ヒドかったとか……。
役者さんもスタッフもスゴイですね!
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