アニメからのオリジナルへ遡る。
予想以上に場面、画角、台詞とオリジナルそのままにアニメ化していたことがよくわかる。アニメで増やしていたのは回収されないタイムリープの重ねだけだったか、、
なのに、オリジナルの方は、なぜこんなに懐かしくもキュンとくるような、あの頃の甘酸っぱさに満ちているのか。
12歳の少年はどこまでもガキで
12歳の少女は既に女になっている。
その対比がアニメより明確に。
駆け落ち?
2人で、、死ぬの?
それは、心中でしょ。
16歳に見える?
私が養ってあげるから、、
その対比は、奥菜恵の年齢を超越した天性の色香に依るところが大きい。稀有な女優は既にこの頃、完成していた。
そんな彼女も今年、40才。
2度の離婚と、3度の結婚を経て、、
魔性の女はなかなか表舞台に現れない。
我が家皆で楽しんでいるドラマ「向かいのバズる家族」で相変わらず魔性性を振りまく高岡早紀のように、今一度、今の奥菜恵の魔性も見てみたい気もするが、、
話を映画に戻すと、捻り尽くしたアニメより、シンプルに学校のプールで戯れる2人と、その後の花火のクライマックスは遥かにグッとくる永遠性を感じさせる。
良かった。
気づくと1500レビュー目。
童心にかえったところで、
また一から始めよう。