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ルームメイトの先生のネタバレレビュー・内容・結末

ルームメイト(1992年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

題名は聞いたことがあったけど、見たことが無かったので見た。
シングル、ホワイト、フィーメールでSWF。なるほど。白人の独身女性。

結構丁寧というか、余白を感じさせる作りで面白かった。
双子のシーンから始まって、アリソン。
アリソンはプログラミングに長けていて自分が作ったソフトなのに、一緒に作った友人に裏切られたらしいというのがわかる。ここで同性の友人を失うし、いないというのがわかる。
サムも別れた奥さんに未練があるようで追い出してしまうというのも面白い。
通風口のシーンはわからなかったけど、アリソンがグラハムに愚痴ってるのを聞いて、サムが出ていったのか、グラハムが聞いていたのか。サムとグラハムが似ていてちょっとわかんなかった。

グラハムがゲイ設定なのがさらりと入るのが良い。なんでも、猫を飼うのは弱者的な象徴があるらしく、ゲイのグラハムのキャラ付けのためにもそうしたのかなと思った。

ベティが最初からアリソンに近づこうとしたのかなと思ってたら、アリソンのほうからベティの香水やイアリングをあさっていたのが面白い。これがあるから強く出れなくなる。
でもベティのほうもサムの電話や手紙を遮断している……こわ……。

ベティとアリソンが喧嘩しても、ベティが結構口悪かったのが面白い。言い過ぎではあるけど、アリソンが甘んじて受け入れてあまり感情的に言い返さないのが面白いな。母親のような感じ。だからベティも依存していくのかな。

キスシーンがあったのも驚き。あとおもったより裸が多い。美しいけど、バンバン見せててすごいな。

グラハムが生きてたのは嬉しい。何日間たってたんだろう。猫も生きてて良かった。猫のおかげかな。体温とか。

最後のバトルはアリソンの運動能力がすごすぎる。勝って良かった。

アリソンのほうが背が高くて美しいけど、ベティもメイクアップすると綺麗だし、アリソンそっくりになったのもすごい。メイクさんすごい。キャスト選考の時から比較的似ている人を選んだのだろうか。

サムの浮気癖はなんかわかる。ベティが泣いてる時、なんか良い感じになってたし。またやるなあっていう予感を覚えさせるのうまい。

犬可哀想だったな。ベティは双子の片割れも自分で殺したんじゃないか?と思ってたけど、どうなんだろう。殺して罪悪感を覚えていたのか、まだ双子に縛られているのか。
そこら辺もう少しきっちり見たかった。

良いマンションだったな。家賃いくらだろう。
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