pauh

Uターンのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

Uターン(1997年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ショーン・ペンが終始可哀想で、ドが付く程のツイてなさが凄まじすぎて面白かったです。
車が壊れてからの不幸の連続具合が笑ってしまう程で、たまたま入った店に強盗が来て金を盗られたかと思えば強すぎる店主の攻撃により金がパァになり、突然現れた能天気なブロンド女のせいでTNT野郎(ホアキン)に目をつけられ執拗く追いかけ回され、やっと脅迫紛いの事をしてまで手に入れたチケットもそのTNT野郎に食われと存在する地獄具合が絶望的でした。
おまけに車屋が嫌な奴過ぎて、最初から最後までキモすぎて地味に孤独ツイスターをしてるのもヤバすぎて笑ってしまいました。
それに加え、美人の可哀想な女性を助けられるかと思いきや裏切られの連続で振り回され具合に観ているこっちまで人間不信になりそうでした。
ラストは裏切りから裏切りの末裏切りのせいで結局出られず全員その場で死んでいるのがある意味コメディでシュールさが面白かったです。
カメラワークの個性も飽きずに観られてテンポも良く楽しめました。
怒涛の不幸っぷりに笑ってしまう、面白い作品でした!
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