まのん

黒い牡牛のまのんのレビュー・感想・評価

黒い牡牛(1956年製作の映画)
3.6
ヒッタァノォ!ヒッタァノォ!

母を亡くした少年と牡牛の物語。
牡牛を大切に思う少年が遭遇するいくつかの困難。何よりも少年の純粋さがよかったです。
最後の闘牛シーンが見どころですが…
血を流し糞にまみれた牛の姿や怪我をする闘牛士の姿を見ているとなんとも言えない複雑な気持ちに。
ストーリーや色鮮やかな映像、闘牛シーンやメキシコの文化の様子、赤狩りにあった監督の経緯を踏まえると間違いなく名作なんだと思います。
子どもの純粋な心を尊重できる大人になりたいなと。
まのん

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