邹启文

バトル・ロワイアルの邹启文のレビュー・感想・評価

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)
4.1
僕が中学時代、修学旅行に行けなくなったきっかけになったことでお馴染みの1作。
数年前から思い出つぶしやがってと恨みを持ってたが、ちゃんと見るとめちゃくちゃ面白いじゃない。石井紘基みたいなムーブメント起こしてごめんね

色々と語りたいこともあるが、やっぱり監督を深作欣二が務めたこと以上に脚本を若者である深作健太が務めたのが決定打だったと思うよ。「いつかギラギラする日」のテンションで撮ってたら確実に失敗してたと思うもん。
結果として作家性と商業性をギンギンに兼ね備えた作品ができたんだから映画として満点だよね。

昔は川田と桐山が見境なく人殺しすぎる部分が大嫌いだったけど、改めて見るとその理不尽さが少しだけ良い塩梅になってたと思うよ。
いや、肯定しすぎるのも良くないな。やっぱり今も嫌いだわ
邹启文

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