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オズの魔法使のminのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
4.2
ハイライトだけはテレビ等で観たことがあるものの、全編を観たことがないので観てみたら面白かった。

かかしにブリキにライオンが農場の使用人を彷彿とさせ、オズの世界そのものが夢だったかのような演出だったり(そもそも原作に農場の使用人は出てこない)、これまた原作にはいないトトに殺処分を言い渡す非道婆が魔女(悪い方)にスライドしたり、教授?がオズだったり、銀色の靴がルビーになってたり、北の魔女とグリンダ(南の魔女)が一緒くただったり。

しかしながら、原作どおりではないものの悪くはなく、かかしや木こりの動きの演技に感動。

もうね、CGなんぞ下手にないほうが好きなんです、私。それを改めて自覚しました。りんごの木も翼のお猿も妙に良かった。

オズの国だけがカラフルな世界なのも良きでした。ほんと、よく出来ている映画で新鮮に楽しんでしまった。
あぁ、楽しいイエローブリックロードだった!
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