テレビで放映していて最後まで見届けてしまういつものパターン。
長い映画だったけれど、まさかの羽生結弦殿からのこれまたまさかの実話。
泣きましたよ。泣かされましたよ。
夜逃げをする百姓に金を持たせた山崎努のセリフがたまらない。
「よく頑張った。あんたがここを出ていくのは世の中の仕組みのせいだ。決して卑屈になってはいけない。」
情けは人のためならずなのよ。
にしても、いまの日本の政府のお偉い先生たちに「情けなし」の気持ちはあるのかをやはり考えてしまいました。
私、このタイトルと宣伝で劇場に観に行かなかった上に、大いに映画の中身を想像違いしていたので、このタイトルは罪深いと感じた次第です。
まだ、浅野屋の酒の銘柄のほうが良かったのではあるまいか。