うえ

オズの魔法使のうえのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
4.1
ちゃんとストーリを知りたい!と思い鑑賞。


子ども心を忘れていない人と子どもたちにこの物語を捧げます。
冒頭で流れるこの字幕だけで時を超えて愛される物語だということがよくわかりました。

とても古い映画で、映像からもそれが感じ取れます。
最初はセピア一色の映像で、さすが古いだけあるなあと思っていたのですが、魔法の国では映像がカラフルになりまさしく夢の国を象徴するという演出は見事でした。

この作品は「言葉の持つ力」について気づかせてくれる素晴らしいものだと思います。
自分には知恵や心、勇気がないのだと思っているキャラクターたちが、オズのたった一言でそれらを手に入れる(持っていたことに気づく)シーンを観て何とも言えない感動を覚えました。
考え方次第で自分は何だって手に入れられるし何にでもなれるということなのかもしれませんね。

ストーリーとは直接関係ないですが、序盤にヒヨコがもうピヨピヨピヨピヨ出てきて笑ってしまいました。
ヒヨコのかわいさは異常です!
うえ

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