うえ

日本のいちばん長い日のうえのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
4.0
原作本を読んでから鑑賞。


1945年8月15日。
終戦の日、戦後日本の始まりに、誰が何を思いどんな行動を起こしたのか。
終戦を受け入れて前を向く人、受け入れられず行き場のない気持ちを抱く人…
昭和天皇の玉音放送「堪え難きを堪え忍び難きを忍び…」に至るまでの出来事を描くストーリー。

歴史を知るべきだと思うのは、感動するためではなく「今の日本はいかにして創られてきたのか」学んでおくことが大切だと考えるからです。

当時の玉音放送の録音を聴いた後で、映画を観たのですが、とにかく再現度が高かった!
その他のシーンも含め、昭和天皇と阿南陸相役の演技に感服です。

そしていま一度、本を読み返したい!
膨大な資料を基に作り上げた半藤さんの作品が、こうして映画化されリメイクされ、時代が紡がれていくのだと思うと感慨深いものがあります。
うえ

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