とがり

パピヨンのとがりのレビュー・感想・評価

パピヨン(1973年製作の映画)
4.2
無実の罪を着せられ祖国フランスから南米ギニアの刑務所へ送られたパピヨンと、偽札作りの天才で同じくギニア送りとなったドガ。
凄惨極まる流刑の島から脱出を試みる2人の、執念の物語。
アンリ・シャリエールの自伝的同名小説の映画化で、実話に近いと思うと色々ヤバい。

とにかくスティーブ・マックイーン演じるパピヨンが酷い目に合うわけだが、それを耐え撥ね退けるタフさが格好良すぎる。
生き続けること、自由でいることへの渇望を具現化したかのような表情・演技がとても良かった。
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