スモークのtilyokujinのレビュー・感想・評価

ラスト、店主のオーギーが長回しで想い出話するところ。段々口元にズームして行き言葉を追っていく。観客が頭の中で映像を掻き立てる小説を読む感覚。
今まで数人の生き様を見て感じたことをエピソードトークにして伝えてくれた。良いラストに持ってかれた。

CanonのAE-1を始めとして日本がこんなに素晴らしい映画に関わってることが誇り
重みを持つ煙をなんと例えるか、大人になってももう一度観たい作品

1人で観に来てる方多くて安心。念願の初新文芸坐でした