にょこ

ダークナイトのにょこのネタバレレビュー・内容・結末

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

今回、フルボッコに叩きのめされるバットマン。
光に照らされて戦うハービーを期待と、いくらか羨望にも感じる目で見るブルースが切なかった。
そりゃバットマン辞めたくなるよね。

けど愛しい人からは選んでもらえず、しかも守れず。。
レイチェルの手紙とかほんと痛々しい。

ラスト、街の為に、英雄の殺人容疑をかぶりダークナイトとなったブルース。
心に突き刺さるものがありました。


そして特筆すべきはやっぱりジョーカー。
ニコルソンのキレッキレのジョーカーも好きだけど、今回のヒースレジャー、役作りが素晴らしかったです。
ニコルソンのジョーカー好きとしては、ナイフが仕込んであるシューズとかおぉ!ってなる。

あの喉が乾いているような、独特の喋り方は本物の精神分裂者のようで恐ろしかった。。
トラック転倒と病院爆破のシーン、凄かった。あれ起爆装置作動しなかった演技とかほんとにアドリブなんですかね?
何回見ても、あの異常者っぽい、コミカルな動きとか凄い。

ゴッサムを守りたいバットマン
人間の悪を証明したいジョーカー
最愛の人を守れずジョーカーの思うままに闇落ちしたデント
の三つ巴を通して、人間の脆さや良心、正義とは。と訴えかけられてるような気がします。
にょこ

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