歩くチブ

白昼の幻想の歩くチブのレビュー・感想・評価

白昼の幻想(1967年製作の映画)
3.3
60年代サイケデリックB級トリップムービー

ある男がLSDの服用によって幻覚を見るという話。主人公がラリって自己陶酔するだけなので内容ははっきり言って、ない。
幻覚シーンはカラフルな万華鏡のような映像の連続でなんともサイケデリック。ベッドで絡み合う二人の体にカラフルな光の波動を投影したシーンは低予算ならではの名シーン。とてもエロい。とはいえ低予算、途中で出てくるメリーゴーランドのセットは恐竜戦隊ジュウレンジャーの敵のアジトみたいな作りでなかなかショボい、嫌いじゃないけど。

昔あったポケモンの放送事故を思い出すくらい光が連続でチカチカするので、麻薬乱用の警告よりも、「部屋を明るくしてテレビから離れて見てください」の注意書きが必要かと思われる。

劇中の音楽がかっこよくて調べたらエレクトリックフラッグ。
ポールバターフィールドブルースバンドのギタリスト、マイクブルームフィールドのバンドだった。サントラ欲しい。


(以下、この映画に合いそうな音楽)

テンイヤーズアフター
トーキングヘッズ
ドアーズ
ヴェルヴェットアンダーグラウンド
クリーム
ブルーチアー
13thフロアエレベーターズ
ピンクフロイド
ビートルズ
イエス
フライングロータス
アヴァランチーズ

フラワートラベリンバンド
ボアダムス
四人囃子
PーMODEL
溶け出したガラス箱
YMO
ゆらゆら帝国
dip
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