Adele

メリイ・ウィドウのAdeleのレビュー・感想・評価

メリイ・ウィドウ(1952年製作の映画)
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あまり小難しくなく、深く考えず、頭空っぽにして観れる作品がいいと思い、こちらをチョイス
まさにうってつけでした

アメリカ人の裕福すぎる未亡人(財産約8000千万ドル)の財産を国家滅亡の危機を救うために小国の伯爵がその未亡人の財産目的に求婚するというストーリー
なかなか有名らしいですが、自分は初めて知りました

まず、ダニーロ伯爵役の人の色黒でハンサムでいかにもプレイボーイ的なルックスとラナ・ターナーの上目遣いでお色気満載のルックスが美男美女でお似合いでもある
ただ、ストーリーは単純明快でつまらなさすぎる
中盤からはベタなメロドラマ感がすごく、ラストに至っては少女漫画のようで少しゲンナリ…

ダンスシーンはたしかに圧巻ではあるが、それはあくまででもまわりのダンサー達のおかげであって主役2人のダンスは単にクルクル回っているだけでよく観ると別に大したことではない…
まわりのダンサー達の方が踊りがうまいわけであって…

と、かなり酷評してしまいましたが、今作で唯一良かった点はラナ・ターナーのゴージャスな衣装でしょうか
1950年代とは思えないほど豪華な衣装と宝石類
そして、現代でも通用するラナの美しさを際立たせているメイク
作品自体がカラーだから、余計映えるのだと思いますが

今作はラナ・ターナーのファンなら大満足かと思いますが、そうでもないなら格別オススメ!という作品でもなく、自分は4日くらいかけてやっと鑑賞できた作品です…
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