もっとドライな金融戦争をイメージしてたんだけどな、。
なんか後半やたら人間ドラマの部分が強くなってきて、しかも突然人が死んだりしてなんか安っぽい。敵も味方も、結局人の心を持った普通の人間じゃん。
もっとスピーディな頭脳戦を期待していただけに残念だ。
本作に感動とか求めてないよ。
PS
2008年のリーマン・ショックを受けて作られたドラマかと思いきや、実はまったく異なる脚本で作っていたところリーマン・ショックが起きて世界が一変し、当初脚本も時流と合わなくなってしまったため、急遽本作の脚本に変更したとのことだった。
まさか、そんな事態になっていたとは。どうりで取ってつけたような安っぽい脚本だと思ったよ。ちょっと同情する。
公開:2009年
監督:大友啓史(『るろうに剣心』『3月のライオン』)
出演:大森南朋、玉山鉄二、遠藤憲一、柴田恭兵