このレビューはネタバレを含みます
ロミオとジュリエットのお話は、悲しくて切ない感じなので、哀愁感を漂う映画になるかと思いきや想像と異なっていた。
映像の切り替えや画面のアップなどがコメディ感が凄かった。余計に安っぽく見えた。
最初なんてギャング争いかと思ったもん。
セリフも比喩を用いた言い方なので、ミュージック風に歌っているようで分かりにくかった。
現代風に落とし込むなら、もっと現代にあった言い回しが良かったと思う。
ディカプリオはマジで美しかった。青い目って本当に美しいよね。特に泣いてるディカプリオがとても美しかった。目の保養としてディカプリオを見るだけならアリかも。
他の男との結婚を避けるために、神父がジュリエットに薬を渡して、飲んで仮死状態になって24時間後に目覚めることができるんだけど。
その薬が毒薬っぽかったから、神父が殺害を企てるんかなと思ったけど、違ったな。
本当に目覚めたし、ジュリエットが起きたことに気づかずにロミオが毒薬を飲んでしまったのが救いようがなかったな。
ジュリエットもそばにあった銃で自殺するし。
両家が憎み合っているのもそうだし、親友を殺した復讐で相手のいとこを殺しちゃうし、ジュリエットの死を装って2人で逃げる計画を知らないまま死んだのも出会ったことで不幸への連鎖が広がっていくのが何とも言えない。
これを機に原作を読んでみようかな。