romio

太陽に恋してのromioのレビュー・感想・評価

太陽に恋して(2000年製作の映画)
3.4
外人のウインクを堪能できる旅映画。
もう心臓がどっきんどっきん。
ロランスにやられた一撃には魂持ってかれたけど、こちらもずるいくらいかっこいい。

ドイツで教育実習をしていた主人公が、一目惚れした女性を追いかけ、トルコはイスタンブールへと向かうロードムービー。

最初に止まった車に運命を任せて。
地中海はどこへでも繋がっている。
英語しゃべれる?ドイツ語は?
この川を越えたらルーマニア。
ノーパスポート!プリーズ。
ブタペスト!
ドナウ!

などなど、あなたの心のバックパッカーに訴える言葉の数々。
監督も好きですな〜間違いなく。
最初のドイツでの、女の子が初めて知らない街に来た時の、この知らない街感、がとても良かった!
旅している様子はちょっと照れたのか面白に流れた印象があり、ずっとかっこよくやればいいのに!とも思った。
あと、ちょっと主人公覚醒するのが早かった。ずっといい奴で良かったよ。イケメンイケイケでいられるとちょっと感情移入しづらいぜ。
まあ、でもそれは人それぞれの旅感なのだろう。


ブタペストという言葉にピーンときたあなたにオススメ。
現実は映画よりも奇なり。
またまた旅に誘われる〜。
romio

romio