シェパード大槻

スワロウテイルのシェパード大槻のレビュー・感想・評価

スワロウテイル(1996年製作の映画)
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自分生命力なさすぎるなって思う。
チャラに歌え!って言った男は、商才がないようで呆気なく死んじゃうけど本当は審美眼があったっていう誰も気づいてない物語。どんなことでも、見方を変えれば見えない影響が働いているだろうと思うから何も判断したくなくなっちゃうよね。自分の物差しで測り切れる事なんて何もないんだから。
主演の女の子と江口洋介は、本人の意識に関わらず、協力体制の関係だった気がする。江口は女の子を助けたし、女の子はタトゥーと話で江口の妹チャラを再会されられるし、テープも無自覚に渡した。
この映画の一つのテーマはバタフライエフェクトなんじゃないかと思う。バタフライだし。小さなことからっていうよりは見えない力っていう意味での。上の二つがそうだから。主演の女の子かわちい。