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オールウェイズのbutasuのレビュー・感想・評価

オールウェイズ(1989年製作の映画)
1.5
スピルバーグとは思えない駄作だった。死んだ後に守護霊として彼女を見守るというストーリー自体はとてもファンタジックでスピルバーグ的なのだが、演出は平坦で退屈な上、脚本が驚くほどつまらない。

まずこのストーリーなのに主人公が死ぬまでに40分近くあるのはダルすぎる。しかもそのうち30分くらいは延々と主人公のおっさんと彼女のイチャイチャを見せられるだけ。そこで彼らの人間性や性格が描けていればまだしも、ちっともそんなこともなく、本当にダラダラと時間が過ぎるだけ。この映画、致命的なのが、キャラクターに魅力がなさすぎる点だと思う。展開に興味がまるで湧かない。

年をとったオードリー・ヘップバーンを見たのは初めてだったが、やはり存在感のある美人でさすがだった。
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