エイリアン４のジャン・ピエール・ジュネ監督が手がけた作品。
私はエイリアン４が公開された時、
この監督は芸術肌だから、エイリアンの世界を
どう構築するかが非常にたのしみだ・・
と誰かから聞いたのを覚えています。
誰が言ったかも覚えていないですが、
その言葉は脳裏に刻まれてその先入観で４を観ました。
なるほどちょっとそう思いました（笑）
今回は違います。最初から印象的なシーンの連続・・・
台詞の連発・・・
そして忘れられない個性的なキャラクターの面々！！
主演のアメリを演じるオドレイ・トトゥの可愛らしいこと！
監督が「大きな茶色い瞳を持った妖精のような顔」
と表現したのも大きく頷けます。
外面だけでなく内面も可愛らしいって言葉がぴったりの気がしました。
彼女の小粋な行動はもちろん、小物までとても印象に残ります。
しかも小物まで欲しくなって来ます。何故でしょう？
それは自分のノスタルジックな面と重なるからなのでしょうか？
あ～これもやった・・あれもやったと思い出されますし・・
私の勝手なイメージで舞台となるモンマルトルと言えば
バンドネオンって思うのですが（笑）
これもとてもツボな音楽。今でも耳に残るくらいです。
素直に笑える洒落た作品という感じでしょうか。
最後まで引き込まれました。
見終えた後に当時の映画館で口々に
アメリの行動を真似しようって声があちこちから聞かれました（笑）
アメリの世界に魅了されるのは至極当たり前じゃないでしょうか。
