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七つの弾丸のmayaのレビュー・感想・評価

七つの弾丸(1959年製作の映画)
3.2
「殺人とはかくも恐ろしい行為である」から始まり、強盗殺人犯、被害者となる人3人、4人の人生を対比させながら交互に見せていく。あと少しで結婚し、親を喜ばしてやれるはずだった銀行員、浮気性で怠惰な生活を改めて家族とやり直しかけていたタクシー運転手、田舎の次男坊で東京に出てきて警官になり昇進試験の勉強に勤しんでいた若者。クライマックスで彼らは無惨にも殺されていき、最後は残されたものたちの悲劇で幕を閉じる。
さすが橋本忍、綺麗な構成でキャラクタープロフィールの見せ方も上手なんだけど、あまりにも悲劇だもんで、落ち込んで終わってしまう...
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