MoscatoBianco

チャップリンの黄金狂時代のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
3.5
鶏には意表を突かれました。あの大きさとは。
今ならCGで原寸大にしそうです。でも、昔はCGなんか無いし、本物の鶏にチャップリンの動きは再現できないし、やむを得ず、ご本人が着ぐるみを着ています。

熊も本物だそうです。芸をする必要は無いので、暴れなければオッケーだったんでしょうね。恐いけど。

今のような技術が無かった頃の工夫、と言うか苦し紛れにはけっこう感心します。

ワイの修行不足かもしれませんが、今どきのおちゃらけバイオレンスでもなく、下ねたコメディでもなく、古めかしいドタバタが逆に新鮮な感じがしました。

ラストも平和でナイスです。

靴料理は『巨人の星』の闇鍋を思い出しました。
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