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青い青い海のSHのレビュー・感想・評価

青い青い海(1935年製作の映画)
3.7
ボリス・バルネット監督作品。

この作品はやはり、多くの人が言うようにモノクロで映される荒れた海、風雨が去った後の静かな海、陽の光を反射したうねる波といった「海」が印象に残る作品です。
そういった印象的なモノクロの海を背景に、二人の男性が一人の女性に恋焦がれるという他愛ない物語が描かれるんですが、サイレント映画のような静寂とドキュメンタリーのような(演出されすぎていない)人物の表情や動作や風景もあって、とてもみずみずしいタッチの映画になってました。
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