あや

乳房よ永遠なれのあやのレビュー・感想・評価

乳房よ永遠なれ(1955年製作の映画)
4.4
めちゃめちゃ良い、すごかった。
これがアマプラで観れることに感謝。

女流歌人としてデビューを始めた頃に乳がんの宣告をうけるふみ子。手術を経て乳房をなくしたあと「女でなくなったこと」に嘆く。
ふみ子に会うためにやってきた男性記者・大月との出会いがモラハラ夫と暮らしていた頃より、女性としての幸せをもたらしてくれたなら、乳房の有無なんて関係なくなるような気がする。
乳房をとり、大月と出会ってからのふみ子の方がより活き活きとしていて、色気がすごい、、、、
そしてこの時代で女性の監督が、自分の欲望のままに愛を求める女性を描くのがとても先進的に感じた。

ふいにとんでもなく素晴らしいショットがあってたまげた。
霊安室への道が光に照らされているショットとか、、、1秒でも長く大月を目に焼きつけようと、大月が去る後ろ姿を手鏡でとらえるふみ子に涙涙😿

*森雅之の色気、、、二重でたれめなの良。こんなにセクシーで京大中退なの、、、!?
あや

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