田中絹代監督三作目観る
若くして乳癌で亡くなった歌
人中条ふみ子がモデルの女性
映画。望まない結婚に辟易し
歌会へ積極的に参加するが
脚本田中澄江
僅かに出演も兼ねてる田中絹代の的確な
演出でバ…
名作です。監督田中絹代ここにありだ。
昨日観た『月は上りぬ』は良作ではあるものの、小津成分がノイズとなり田中絹代ならではの色に霞がかかっていた。
しかし本作は題材、カメラ、音の付け方、セリフの間…
デジタルリマスターめちゃくちゃ綺麗で、それだけでだいぶんノイズが減る、気持ちよく観られる、スクリーンでもう一度観たい。葉山良二のデビュー作だけあって煌めいている。彼の凛々しさは中城ふみこの「薄幸」だ…
>>続きを読む亡くなるシーンがあまりにもリアルで暗くしんどい
客観して観れのるかと思えば、ふみ子主観で観る映画だった。
音楽の演出が、当時の他の日本早期映画作品に比べてハリウッドっぽさを感じたのは、田中絹代の渡…
田中絹代の監督作品を観たのは初めて。
光と影の演出が生と死を感じさせられる。
美しくもとても怖かった。
月丘夢路 演じる主人公にいまいち感情移入ができなかった。
モデルの中城ふみ子という人は、…
良かった。溝口映画を沢山見たから比べると主人公の意志の強さ、生きていく力強さをすごい感じた。女性の象徴の乳房を失ってからの後半パートの1人の女性としての生き様は見てて気持ちいいものもあった。霊安室に…
>>続きを読む@神保町シアター
傑作。田中絹代の監督作ということでどうなんだろうと思ってたけど、素晴らしかった。
まず、死の淵に行くことで改めて自らの生と美しさを獲得していく様を演じた月丘夢路が素晴らしすぎる。…
若月彰著のルポルタージュ『乳房よ永遠なれ』、中城ふみ子の歌集『乳房喪失』、『花の原型』をもとに、田中澄江が脚本化にした田中喜ユよ監督作品。本作は、中城(映画では下城)の夫と離れて実家に戻る。歌会、子…
>>続きを読む©日活