中村錦之助宮本武蔵シリーズ3作目。二刀流開眼とありますが、二刀流開眼はついで程度の展開です(笑)開眼したあとも二刀流使わないし……。
このあたりからキャラの人数が増えてきて混乱してきます。みんなそれぞれの時間軸を生きてるので見た目にも変化があるし……気を抜いてるとよくわからなくなりました。
強さを試す方法の見せ方、子どものピーキーな交渉術、佐々木小次郎のキャラ立てなど、要所要所でおもしろいシーンはありました。でも全体的にはだるっとした印象でしょうか………なんかもはや武蔵自身にはあまり関心がなくなってきました……。これも時代感覚の差?などとも思いますが、いまいちはまりませんでした。