このレビューはネタバレを含みます
相変わらず人体破壊描写が悪趣味ギリギリ。
それでもメジャー感が損なわれないのは、お金がかかってて、畳みかけるアクションシーンが上手いから?
やっぱりスピルバーグの才能?
敵のシュナイダー博士が焚書に涙目になっていたり、ドノヴァンに偽の聖杯を渡したりして骨の髄までのナチじゃなく、キャラクターに厚みを感じました。
欲を捨てきれなくて自滅するのも人間くさくて良いですね。
キャラで特筆すべきは、やはりショーン・コネリー演じるマイペースなパパ!
チャーミングで現役(笑)!
傘を差すシーン、粋ですねえ。
インディが振りまわされる様子も微笑ましい。
スピルバーグの理想の父親像を垣間見たような。
シリーズ屈指の出来だと思います。