ベトナム戦争について
2011年1月18日 18時41分レビュー
1974年作品、アカデミードキュメンタリー賞受賞。監督ピーターデイビス。どーも指定R-15。
予備知識無し。
ジャケットには、アメリカのドキュメンタリスト、マイケルムーアの大絶賛の文字。
上映禁止、裁判沙汰。
いくつかの写真がどこかで見たことある印象。
「はやく新作シールがとれないかな?」と首長くして待ったドキュメントで、新作シールとれたのを確認後、即鑑賞。
流石マニアックOK、感謝大好きキングレコードさん発売!
ベトナム戦争についての渾身のドキュメンタリーでありました。
戦争、アメリカ、ベトナム戦争、共産主義について御興味ある方に是非おひとりでも多くの方にみて頂きたい作品です。
力をこめて推薦いたします。
数多くのインタビュー、戦地の資料映像でつむぎます。
時系列は飛びますが、的確な批判と二百時間に及ぶ資料映像を分類編集していったそうです。
中でも裁判にもなった政府役人の発言を引き出したピーターデイビスの力は素晴らしいと思います。
ドキュメンタリーがもつ、監督の訴え、そのこころざし、思いがつなぐ映像の力をひしひしと感じました。
幾つか大変見るに耐えられないシーンがあります。ご注意ください、わたしてきに見てr-15だと思いました。これが真実なんですよね(溜め息)
アメリカがベトナムと戦った意味は?
そこから何をアメリカは学んだのか?
幾千のベトナム戦争映画が束になっても負けてしまう、ドキュメンタリーだと思います。
私はあるシーンの叫び声を聞いて、
いたたまれないつらい気持ちになりました。
まるで自分が激しく泣いている最中の気持ちにまで
「一瞬間」落ちこみました。
ひとがひとを傷つけていったい、、、何が、、、のこるというのでしょうか?
とても素晴らしい体験でありました。アランレネの「夜と霧」以来です。
なお精神的健康な時に是非ごらんください。
アメリカのハーツアンドマインド
ベトナムのハーツアンドマインドとはいったいなんでしょうか?
ピーターデイビスのベトナム戦争について、素晴らしすぎたドキュメンタリーでございました。
副音声も素晴らしいです。
ノーウォー インクリース ザ ピース