ユースケ

ドラゴン怒りの鉄拳のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

中国人を侮蔑した「東亜病夫」や「華人與狗不得進入」の看板を叩き壊し、怪鳥音を響かせながら日本人をボコボコにぶちのめすブルース・リー。
後に、ブルース・リャン、ジェット・リー、ドニー・イェンなど、数々の武打星が演じたカンフー映画のヒーロー・陳真(チェン・ジェン)を生み出した記念すべき一本。

とにかく、ボブ・ベイカー戦の迷蹤拳の残像(間違いなく【北斗の拳】の北斗天帰掌の元ネタ)や倉田保昭直伝の華麗なヌンチャクさばきはもちろん、ノラ・ミャオとのキスシーンやコミカルな変装シーンなど、みどころ盛り沢山。
袴を後ろ前に履いたり、腹巻で乳首を隠したり、ソーラン節でストリップしたり、勘違い日本演出もたまりません。

飛び蹴りのストップモーションに、雄叫びと銃声が鳴り響くエモーショナルなラストシーンは号泣必至。