アキラ AKIRAのしゅうのレビュー・感想・評価

劇場鑑賞再開1本目として、４Ｋリマスター版を鑑賞。

大昔に劇場で観た時には、物語全体を陳腐だと感じて然程興奮しなかった記憶が。

今観直すと、アニメーション表現の異常な細密さと各種ガジェットの格好良さに改めて驚かされる。

オリンピック開催を控える2019年のNEO TOKYOが、ポストアポカリプスに70年代高度経済成長及び左派闘争を重ね合わせた舞台設定なのも面白い。

あと、当時はひたすらイライラさせられた鉄雄の心情が、今は汲み取れるようになったのも大きい。