あかつか

銀座っ子物語のあかつかのレビュー・感想・評価

銀座っ子物語(1961年製作の映画)
4.5
銀座の呉服屋の三人兄弟。朝から銀座をジョギングしちゃうスポーツマン揃い

固定カメラでグルグルと三人の部屋をうつすの面白い。

長男川崎敬三はレスリング。女性は苦手。ズレっぷりが面白い。事あるごとに目を回して倒れる。つーか東京オリンピック成功のために給与返上で働く…って、元祖大会ボランティア!「私のこの奉仕精神で少なくとも金メダル15個は取ってみせますよ!」→結果16個だったのは川崎敬三のおかげだ

次男川口浩はアメフト。軽口叩いたりデカい話をして女性を口説くのが得意。

三男本郷功次郎はボクシング。「小さい兄貴!」「大きい兄貴!」って言い方可愛いよな

♪やんやんやー、やんやんやー
唐突に歌い出す仲良し三人兄弟。スポーツマンシップに則ったり、則らなかったりしながら社長令嬢若尾文子の争奪戦を繰り広げる

父親中村鴈治郎。息子が誰も家業を継がないから不満タラタラでクラブ通い!(人間国宝の鴈治郎が芸妓の前で下手くそな舞を披露してるのがツボ)

母親は三益愛子。「赤線地帯」「大阪物語」「くちづけ」くらいしか見たことなかったけど、さすが母物映画女優!という感じ

一家のお手伝いさんに野添ひとみ。近所の喫茶店で働く江波杏子。

さー誰と誰がくっつくんでしょうか??

警察とヤクザが仲良しな時代。

美女がたくさん出てくるけど私が一番好きなのは三益愛子です。

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子どもがなぜかお気に入りで毎日見させられている間にスコアも爆上げ
あかつか

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