天使の涙のぴよのネタバレレビュー・内容・結末

殺し屋の男とアイスが大好きでビデオを回していた男は泣かなかったけど、女性が涙を流すシーンが必ずといってもあった気がする。
その男たちにとっては、自分の人生に疲れて羽を休める(というか現実を忘れる)居所、あくまで「一時的に」だけども休メルことのできた居場所だったからこそ、「天使」と題されたのかなあと思った。その天使は様々なバックグラウンドを抱えていて色んな性格だったけれども。
そこまでちゃんと警察の目が行き届かず派手に殺し合うシーンもあるほど治安が悪く、チカチカとネオンランプが光り移ろうような香港の背景を写しながら、その日その日を刹那的に過ごす若者が恋愛して別れてまた出会う物語だった。