マルセル・カルネの観る
今もカフェだけは残ってるらし
い運河沿い北ホテルですれ違う
男と女の話
運命の皮肉で交錯する希望と絶望
なかなか良かったです
将来に絶望し心中図るが死にきれ
ない若いカップル
過去に訳アリそうでホテル滞在してる
中年カップル
銃声聞きつけたエドモンは拳銃片手に
呆然としてる男ピエールは逃がす
残されるルネ
自分と同じ匂いがするとルネに惹かれる
エドモン
人生もうひと花咲かせような感じで
シャープでダンディなルイ・ジューヴェ。
少し疲れかけてるのがまた良いです
一瞬の気の迷いなのかなルネ
アナベラ可愛さの裏の無自覚な残酷さ
もまた良いです
まぁ一度は愛した男選びますよね
エドモンがルネと出会ってなければの
たらればはカルネ「霧の波止場」にも。
皆が踊り飲み明かす巴里祭の一夜の陰
での希望と絶望であります
ルイ・ジューヴェに裏切られた情婦
アルレッティの女の恨みもチラっと。
ホテル従業員達の陽気さが根っ子の
ペシミズムな空気和ませバランス
取ってるのかなの秀作でした