このレビューはネタバレを含みます
⚫︎シリーズ物なので、新鮮な感動は無し。
⚫︎開始25分で犯人も犯行動機も明らかになる。
⚫︎主な舞台である『サンパウロ』に移動するのは開始後50分近く経ってから。
⚫︎今作では.44オートマグを使用。S&W M29に特にこだわりは無い模様。意外と合理的なハリー。
⚫︎毎回相棒が死んでる印象だけど今回はブルドッグが相棒。『死ぬのか?🐶』と思ってたら生き残る。その代わり、ブルドッグをプレゼントしてくれた同僚が死亡。
⚫︎ハリーが出向く街の名前がサンパウロ。『その割には直ぐ現地に着くし、みんな英語喋ってるし、何か話の展開としてもおかしいぞ?』と思ってたら、サンパウロって名前のアメリカの架空の都市が舞台だった。ちなみに字幕では『サオポーロ』ってなってた。
⚫︎今回の定番一言は『Swell(最高だ)』。
⚫︎でも、今作の中での名セリフは『Go ahead, Make my day』らしい。
⚫︎レイプ問題を扱ってるので『告発の行方(1988)』を思い出した。本作は1983年の作品なので、ちょっと時間がズレてるかな?と思ったけど、『告発の行方』制作のキッカケが80年代前半の『レイプ事件の多発』らしいので、本作もこれまでのシリーズ同様に時事問題を絡めてる模様。
⚫︎最終的に悪党を撃ち殺すのもシリーズ過去作と同様。
⚫︎ラストは『大岡裁き』っぽい。『アレで良いのか?』とも感じるけど、娯楽作品だし、ダーティハリーだし…良いんだろう。
⚫︎小学生の頃、この作品が『独占!女の60分❤️』で紹介されてたのが、何故だか強く記憶に残ってる。人間の記憶システムの不思議を強く感じさせてくれる思い出の一本。