OneEyedJOKER

パイレーツ・ロックのOneEyedJOKERのレビュー・感想・評価

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)
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1960年代、イギリスに実在した海賊ラジオ局をモデルにした作品。公海上に停泊する船から24時間ロックを流し続けるラジオ局のファンキーなDJとその仲間たちの生活を描いた痛快なミュージックドラマ。主演は【ダウト あるカトリック学校で】のフィリップ・シーモア・ホフマン。監督は【ラブ・アクチュアリー】のリチャード・カーティス。

数々の楽曲に載せて展開するストーリーの心地良く面白い事と言ったら。
また、個性的な登場人物たちの服装。
これが実にイイ。
とにかくゴキゲンだ。

ラストシーンでは観ている側も、拳を振り上げ「ロックンロール‼︎」と叫びそうになる。このクライマックスへの持って行き様は息もつかせぬ程の迫力。

気になった所をしいてあげれば、少々長かった事か。ストーリーとしては余分な部分は無かった様に思うが、これでもかと言わんばかりに盛り上がっている部分がクライマックスかと思ったので、そこで終わらない事が解ると「まだ続く?」となってしまった。

音楽がいかに人生に必要か…『NO MUSIC NO LIFE』を真に描いた作品。ロック好きでは無くても、音楽好きには是非観てもらいたい作品。
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