このレビューはネタバレを含みます
事の起こりを修道女強姦から不法移民一家惨殺に置き換え、オリジナルにあったキリスト教的な“赦しと救い”の話をオミット。
因果は全ては自分にある(神?しらね
そんなヘルツォークの意思を感じたというか。見立て違いかもだけど。個人的にはフェラーラ版より納得度が高い。
まあラリってハイテンション芸かます汚職刑事をニコラス•ケイジが演じるなんて、お袋の味レベルのいつものヤツじゃねーか、、、と思わなくもないが。
割と唐突にというか、ぷよぷよ連鎖的にトラブルが解決していくのも、方法論はアレだけどニコラスがとってきた行動に依る。選択によって分岐するマルチエンディングのゲームみたい。最後の最後に一縷の人間性を残して物語が終わるのはオリジナルと同じなんだけど、余韻は全くの別物。
どっちもBlu-rayで残しときたいくらいには好き。フェラーラ版は4K出るみたいだけど日本版は刷られないだろうなあ、、、。
ニコラスのトリップ時のイグアナに笑う。
あれなんなの?笑