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狩人の夜のnewのレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
3.8
ある死刑囚から、銀行を襲って手に入れた1万ドルを子供たちに託した事を聴いたハリーは、出所するや福音伝道師を装って未亡人と子供たちの住む町へ向かう。そして言葉巧みに未亡人に取り入り、結婚してしまう。彼の凶暴な正体を知り、母までも殺された幼い兄妹はふたりだけで逃亡を企てる…。

狂気的な伝道師が襲ってくるサイコスリラー。古い作品だが、かなり怖いし現代のサイコスリラーにも通用する出来栄え。ハリーとクーパーさんがデュエットするシーンは中々ぞくぞくする。事件解決後もも断罪意識の高い狂気的な住民たちが騒ぐシーンがあったりと、地味に平穏でない最後の端切れの悪さも作品を表しているようで良い。
少しチープな展開も目立ったが、それでも十分楽しめた。
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