すきすきま

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のすきすきまのレビュー・感想・評価

3.0
引き続き友人へ向けたあらすじネタバレ書いてみます。登場人物も増えてくるのでまとまるのか不安です。
















相変わらずダーズリー家にうんざりしながら過ごす夏休み。でも昨年と違って夏休みにこっそり宿題をする程度には自由を得たハリー。
ハリーの第二の家族:ウィーズリー家は宝くじが当たり、ロンも新しい杖を手に入れ、夏休みは家族でエジプト旅行を楽しんでいる。
マグル界では「猟奇殺人鬼シリウス・ブラックが脱獄した」と不穏なニュースが流れている。

ある日、ハリー伯父:バーノンに「姉:マージを家に招くから、お前は厚生施設に入ってると口裏を合わせろ」と言われる。
ハリーはその要求を飲む代わりに「ホグズミード行き許可証」にサインをくれるよう頼む。が、タチの悪いマージのイジメに耐えられなくなったハリーはマージを風船にして飛ばしてしまう。

ドビーの件で魔法不正使用リーチだったハリーは、どうせ退学になるならと荷物をまとめて家出を決意。
マグルのお金は持っていないので、どうしたもんか思っていたところ
生垣の中から視線を感じ、驚いて転んだ拍子にナイト・バスを呼ぶ合図をだす。
ラッキーアクシデントでロンドンへの移動手段を得たハリーは、アテがないので「漏れ鍋」へと向かう。

漏れ鍋に着くと無能大臣:ファッジがお出迎え。何故か魔法使用の咎は無し。
マグル界で騒がれているシリウスはデスイーター(ヴォルちゃん一味)で、脱獄してハリーを狙っていると知らされる。
ファッジは長いものに巻かれるタイプなので、ヴォル勢力がなりを潜めた今、平和の象徴であるハリーを守ることに必死。
(マグル界に多大な影響が懸念される事態が起きた時にはイギリスの首相に知らせが届きマグル界でもニュースになるのでシリウスのニュースはマグル界でも取り扱われた)

ロンからの便りで、新学期の学用品を揃えにロンドンへ行く際は落ち合おうという約束する。ハーマイオニーも同じ日に来ることに。ハーマイオニーはペットに猫:クルックシャンクスをお迎え。ロンの鼠:スキャバーズを執拗に追い回す。齢14歳のスキャバーズは激弱り。

毎年恒例のホグワーツ特急でコンパートメントを探すも空いているところが見つからず、1人先客のいた席にお邪魔する事に。
この先客はルーピン先生(毎年先生が変わるでお馴染みの闇の魔術に対する防衛術の新任)で、ハリーパパ:ジェームズの学友。

途中、ディメンター(黒いシーツのおばけ)が列車を襲う。ハリーはディメンターの影響で気絶し、両親を失った日の記憶を見る。

ルーピン先生の助けで大事には至らない。

ディメンターは魔法界の監獄「アズカバン」の看守で、人間の幸せな記憶を奪い最悪の記憶を呼び起こす化け物。要は人を鬱状態にしてしまう。シリウス以前に脱獄した人は1人もいない。とされている。

シリウス脱獄を受けてホグワーツ周辺をディメンターが警備している。
ダンブルドアより、許可なく学校の敷地を跨ぐとディメンターに襲われると忠告される。

ハーマイオニーが選択科目を全て履修する。

学校生活が始まると、ルーピンの授業はとても評判良く
学校では落ちこぼれ枠のネビルにも見せ場を与えるなど、この科目では過去1ちゃんとした授業を経験。ハリーの防衛術の実力も垣間見える。
しかし毎月満月前後に体調を崩してお休みするルーピン先生。

新たな科目「占い学」では、トンボメガネのトレローニー先生(ヤブ)によって毎週死を宣告されるハリー。一部の生徒はこの先生に傾倒。

魔法生物飼育学の先生が退任し、ハグリッドが後任に。最初の授業でヒッポグリフをお披露目する(とても良い授業だった)が、マルフォイが自業自得で怪我をする事態に。

マージ風船事件でホグズミード行きの許可証がないハリーはみんなの校外遠足を羨ましく見送る。空気読めないロンの自慢話でホグズミードへの憧れが募る。

重警備のホグワーツにシリウスブラックが侵入。大騒ぎ。

壮絶な過去を持つが故、特にディメンターの影響を強く受けるハリー。クィディッチの試合中にディメンターに襲われて死にかけた事からルーピン先生のディメンター撃退個人レッスン(守護霊の呪文)を受ける。

2度目のホグズミード行きを見送るハリーに、ウィーズリー双子:フレッド&ジョージが「忍びの地図」を進呈。過去ホグワーツに在学した学生が作ったらしい。
学校内にいる人間全てを監視できる高性能GPS地図。

フレジョに教わった秘密の抜け道を通って、透明マントでこっそりホグズミードに遊びに行くハリー。ホグズミードではマルフォイにステルスいじめを発動。
3本の箒というバーで盗み聞きしてハリーパパ:ジェームズとシリウス、ルーピン先生とピーター・ペティグリューの4人組がいつもつるんでいた事、シリウスの裏切りでハリーの両親とピーターが死んだことを知る。

ハリーが忍びの地図で全校生徒ストーキングを楽しんでいると「ピーター・ペティグリュー」の名前を発見。

2度目のステルスホグズミード遠足からホグワーツへ戻るも、帰ったところをスネイプに見つかる。
忍びの地図(適切な合言葉を唱えない限り白紙)を没収されそうになるが、ルーピン先生によって助けられる。
その後ルーピン先生に「ご両親が命懸けで守った命をお菓子やイタズラおもちゃの為に無駄にするな」と、ど正論説教される。結局は地図没収。ルーピンに「ピーター・ペティグリューの名前を地図にみつけた」と伝える。

ネビルが寮の合言葉を記したメモを紛失し、シリウスがグリフィンドール寮に侵入。大騒ぎ。
ネビルは合言葉を教えてもらえなくなる。

ロンのベッドが荒らされ、スキャバーズが行方不明に。わずかな血痕が見つかった事でハーマイオニーの猫が疑われる。

ハーマイオニーとロンがペット論争の末冷戦に突入。うんざりしつつも間を取り持つハリー。

マルフォイ怪我時間でヒッポグリフが尋問にかけられる事になり落ち込むハグリッド。フォイパパの圧力も加わり、ハーマイオニーの助けも及ばずヒッポグリフが死刑に処される事に。この事からロンとハーマイオニーも休戦。

処刑の直前、3人はハグリッドのそばにいたいと小屋を訪れるがその瞬間は見せたくないとハグリッドに追い返される。ハグリッドの小屋でスキャバーズを発見

背後に斧が振り下ろされる音を聞きながら城へ戻る途中、黒い大型犬にロンが襲われる。クルックシャンクスと黒い犬が連れ立って暴れ柳の根元の穴に入ってゆく。ロンも引きずり込まれる。

ハリーとハーマイオニーが追いかけると、穴はホグズミードの廃屋へと繋がっていた。

廃屋の中にはルーピン先生と、犬から人の姿に変身したシリウス。シリウスが杖を向けるとロンの鼠はピーターへと姿を変える。

シリウスは真の裏切り者であるピーターを追って脱獄したのだった。

ルーピンは学生時代、狼人間であることを隠す為に満月の度にこの廃屋に避難していたが
親友ジェームズ、シリウス、ピーターがアニメーガス(動物に自在に姿を変える能力者)になる事で狼人間になったルーピンと夜のお散歩を楽しんでいた。(狼人間は人間に対してのみ有害)



ハリーの両親がヴォルに命を狙われた際は、シリウスが「ピーターを秘密の守り人に」と提案したがピーターは速攻でヴォルに秘密を売ったためハリー両親は死亡。
ピーターを追ったシリウスもピーターにはめられ、ハリーの両親の秘密を売った罪とピーターを殺した罪を着せられて投獄された。ピーターはこの際自分の小指を切り落として死を装い、ネズミになって逃亡。誰もがシリウスを犯人だと思っていた。

ルーピンも、地図でピーターを見たというハリーの話からシリウスと通じ、ごく最近になってこのことを知った。

真実を知ったハリーは、ピーターをぶっ殺そうとしているシリウスとルーピンを宥め、裁判で事実を明らかにしないとシリウスの無実が証明できない、と正論で宥める。

意気揚々とホグワーツへ戻ろうとしたところにスネイプ登場。
学生時代、マローダーズことジェームズ、シリウス、ルーピン、ピーターにおぱんつ公開処刑されていたスネイプ。

ルーピンに薬(狼人間に変身しても意思を保つ薬)を届けに行ったところ、開きっぱなしの地図にシリウスの名前を見つけ、ディメンターに差し出そうとやってきた。

他勢に無勢で気絶させられたスネイプと一行は暴れ柳の根元からホグワーツに戻る。
外に出るとルーピンは薬の飲み忘れで狼人間に。どさくさでピーターはネズミになって逃げる。
シリウスはディメンターに囲まれて絶体絶命。のところを何者かが助けるが、スネイプによってホグワーツへ連れ戻され監禁。

ハリーとハーマイオニー、ロンがダンブルドアに事実を伝えようとするものの
「学生3人の主張だけでは、世間に事実は届かない」と切り捨てられる。
ハーマイオニーに目配せして、「3回回せば罪なき命を一つならず救える。」と言うと、到着したばかりの無能ファッジと共にシリウスにディメンターのキスを実行する為に立ち去ってしまう。

ハーマイオニーはタイムターナーというシリーズNo.1チートアイテムを首から取り出してハリーと自分の首にかける。(ハーマイオニーが今年度ずっと全ての選択科目を履修できたのはこのアイテムを使っていたから。)
ロンは足を負傷して歩けないので置いてきぼり。

ハリーとハーマイオニーは3時間ほど前の時間に戻り、ヒッポグリフを処刑前に解放し、シリウスを襲ったディメンターを追い払い、ディメンターにキスされる前に監禁されているシリウスを助けヒッポグリフに乗せて逃す。
元の場所に戻る。

ルーピンは狼人間だったことが知れ渡り退職。

以上、これで伝わるんでしょうか???