霧の街ムジンには聴覚障害者学校「慈愛学園」があった。
そこに信任教師として赴任してきたカン・イノ。
学園には不穏な空気が。
そして子供達へのおぞましい虐待が判明する。
そして、校長をはじめ虐待に関わった教員を告発する。
あぁぁ!胸糞悪い!!!
障害を持つ少年少女への性的虐待と体罰。
本当に本当に許せない。
裁判官、弁護士、検察官も虐待をした奴らと同類。
ミンスが可哀想過ぎる。弟共々うかばれない。
勇気を振り絞り証言した少女たち。
どれだけ怖かっただろう。
苦しかっただろう。
カン・イノの子供達への優しい眼差しや仕草がとても印象的。
「幸せは目に見める物や聞こえる物ではない、心で感じる物」
ヘレン・ケラーの言葉が身に染みる。
演技とは言え、直接的な表現の多い作品。
子役の子供達は素晴らしい演技だった。
これが実話なのだから、人間は本当に恐ろしい。
そしてカン・イノ演じる大沢たかお似のユン・ユ、素晴らしい俳優さん。