吉田康平

デッドフォールの吉田康平のレビュー・感想・評価

デッドフォール(1989年製作の映画)
3.7
性格も仕事振りも正反対の敏腕刑事2人が、殺人事件の犯人に仕立てられた!?その汚名を晴らすべく、2人がロサンゼルスを舞台に犯罪組織に立ち向かう、痛快ポリスアクション!

ロサンゼルス市警察でそれぞれ別の分署に所属するレイモンド・タンゴとガブリエル・キャッシュは、片やスリーピース・スーツでスマートに、片や強行突破も辞さないファンキーそのもののカジュアルスタイルと、服装も捜査の手法も正反対ですが、共に市警No.1を競うライバル同士の麻薬取締担当刑事です。そんなタンゴとキャッシュから散々煮え湯を飲まされた犯罪組織のボスのイブ・ペレは、2人を抹殺できないまでも失脚させるべく罠を仕掛け、押収品を横流しする悪徳刑事として、果てにはFBI捜査官殺しにまで仕立て上げました。
こうして投獄されてしまったタンゴとキャッシュは、冤罪であることを知っている刑務所長に支援されて脱獄し、上司からマスコミの追及を抑えておける猶予期間として与えられた、24時間以内に無実を証明すべく、協力して組織に立ち向かっていきます。

この2人、ほんとにすべてが正反対ですがなかなかいいコンビです。噛み合わないところがちょっと笑えたりもしました。
カート・ラッセルは"エグゼクティブ・デシジョン"の時の真面目なイメージがあったので今回の役所はちょっと今までのイメージとはかけ離れていましたがよかったです。
吉田康平

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