Kamiyo

ドリームガールズのKamiyoのレビュー・感想・評価

ドリームガールズ(2006年製作の映画)
4.0
2006年 "ドリームガールズ"監督.脚本ビル・コンドン
”ダイアナ.ロス&シュープリームス”をモデル
モ-タウン.レコ-ド設立時の頃のお話で
僕の青春はモータウン・サウンドはスティービー・ワンダーを中心に聴いていた全盛期で ”ダイアナ.ロス&シュープリームス”マーヴィン・ゲイ"ザ・テンプテーションズ"等があり、僕は一番印象に残るソングはザ・テンプテーションズ"の”マイガ-ル”、良くダンスホールのラストの曲になっていたので記憶に残っています。

映画ファンでもあるが、音楽ファンでもある僕は
ジェニファー・ハドソンンのアカデミー賞は確かなものだ。
この演技はアカデミー賞に値する。
ジェニファーの心を揺さぶられるような歌声もすばらしかったのです

ダイアナ・ロスを重ねたビヨンセの美しさにも圧倒された。
さすがはプロ、ルックスで売れた歌手を演じきる。
夫との別れを意識したディーナ(ビヨンセ)のレコーディング時の見せ場のソロは聞きごたえある。
素晴らしい美しさ。素晴らしい歌唱力、素晴らしい演技だった。
そして……エディ・マーフィの歌の上手さには驚かされます!

映画を観て思ったのは、神様は黒人に生まれついた人に「差別」という試練を与えた代わりに、驚異的な身体能力、リズム感、歌唱力などたくさんの才能を与えてくれたということです。
時代背景も良い。まさにモータウンの頃だ。あの時代のあの勢いのある音楽は、今すでに当たり前に我々の近くに漂っている。
当時の黒人開放運動からキング牧師の演説、そして今に至るまでの努力を目にすることができた。これは真実の物語なのだ。だから我々はこれがミュージカルであってもフィクションだと言われても、これだけリアルに感動することができるのだろう。
傷つくこともあるけど、仲間を大事に、歌を愛して、いつまでも輝いていよう!と思えた

至福のひとときの余韻がまだ残っています。
「ミュージカル映画」と枠をくくらず、音楽好きな1映画ファンとして、またひとつ大切な財産が増えました。
Kamiyo

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