2022年リライト41本目
よりパワーアップしたエンジェルたち!
◆あらすじ
美人探偵3人組ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)に新たな任務が舞い込んでくる。モンゴルとシベリアの国境に拉致されたアメリカ法執行局の長官カーター(ロバート・パトリック)を助けるというものだ。
なんとかカーターを救い出したエンジェルたちだったが、証人保護プログラムを受けた人物たちの極秘名簿「H.A.L.O.」が奪われていた。カーターともうひとりが持っている、ふたつの指輪に隠された機密事項だ。
エンジェルたちは指輪を取り戻すため、犯人を追うが―――。
◆感想
はじめて本作を観た時「デミ・ムーアが悪役!?」と驚きを隠せませんでした。しかも元エンジェルという設定!前作よりもセクシーさが増し、伏線回収もあり!軽快な音楽も健在で3人のアクションを引き立てていますね。
序盤からアクション多めで、ヘリで脱出するシーンは「そんなアホな!」と思いながら観てました(笑)ナタリーは白い衣装でキュートに、ディランは赤くボーイッシュに、アレックスは黒一色でスマートに。「Charlie's Angels 2000」流れてからのタイトルドーーン出るまでの流れ最高!ブルース・ウィリスちょい役なんですね!?
The Whoが歌う「Who Are You」が流れたときは「!?」って思いましたが、変装から察するに完全に『CSI:科学捜査班』なんよね!観てる人はこのパロディに絶対気づくと思います!
今作では、ディランの元彼が登場し過去も明かされます。ナタリーがピートと同棲することで、ディランが将来に悩む姿も描かれていますね。前作では少なかった人間ドラマに、しっかり焦点が当てられているのが高評価。また、クリスピン・グローヴァー演じるヤセ男が前作に引き続き再登場。
3人ともよりセクシーにさらに大人びた雰囲気で、''トレジャーチェスト(秘宝館)''で踊り出したときは失神するかと思うくらいエロ可愛い!!!ピンク・パンサーの主題歌いいですね~
そして敵バッドエンジェルにはデミ・ムーアが起用されるという。惜しみなくアクション披露してるし、水着姿がやばい・・・。『ゴースト/ニューヨークの幻』や『ア・フュー・グッドメン』のイメージが強い私にとっては衝撃的でした!「天国へお帰り」「地獄へ落ちろ」の流れ好きやわ。ゴールデンガンお似合いです(デザートイーグルっぽい?)エンジェルたちに比べ貫禄があるのがすごい。
そのあとの、映画のプレミアのシーンは、みんな華やかなドレスを着て、ディランも悩みから解放されたようでしたね。
終始勢いのある演出がシリーズの見どころ。ワイヤーアクションも多用し、敵が女性でも爽快感のあるバトルが楽しめるのが好印象。2019年のリブート版は観ていないので比較できないのですが、やっぱり2000年代の2作品が至高やと思う。
Donna Summerが歌う「Last Dance」のシーンのナタリーがキレッキレで超絶キュートでした!