ぽち

アメリカの災難のぽちのレビュー・感想・評価

アメリカの災難(1996年製作の映画)
3.4
デヴィッド監督の初期作品と言うこともあってか、荒削りでまとまりの無い印象を受けるのだが、それがまた作品カラーの一つで気持ちいい。

全員のキャラが立っているのも脚本まで書いたデヴィッド監督の才能だろう。
実の親を探しての旅だが、結局何も解決しないどころが、逆に問題が増えたぐらいのオチで、これもそのいい加減な投げ出し方にセンスが感じられ面白い。

個人的にはいつも脇でしっかり物語を支えるリチャード・ジェンキンスが暴れてくれて嬉しかった。

それにしても生後四ヶ月で名前が決まっていないって、アメリカだとアリなのか?出生届の期限はないのだろうか?日本は14日以内だぞ。
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