ロビン

狂った一頁のロビンのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
3.6
まず原作・脚本があの文豪川端康成大先生なのがビックリ!
川端大先生攻めてまくってる~笑

もう、一頁どころかずーと狂っちゃってる作品。
そして驚くのは1926年の作品なので約100年前の作品ということ。
それにしても、約100年前の作品とは思えない超前衛的で凄い世界観。
当時こんな狂った映画作る国だからアメリカにケンカ売っちゃうのも頷ける〜笑

人権意識の欠如した当時の精神病棟を舞台に繰り広げられる悪夢のような映像は、ある意味唯一無二の存在かもしれない。
そして音楽だけの無声映画で字幕もないという事もあり、なかなか難解で内容を理解することができたかは定かではない。
とにかくただひたすらに悪夢を観続けているようで、狂気的であり芸術的な作品。

とりあえず「ガリガリ博士」も観なくちゃと思う。
ロビン

ロビン