とある田舎のフットなルース
2011年5月17日 17時10分レビュー。
1984年、脚本「フェーム」のディーンピッチフォード。 音楽マイルズグッドマン、作曲ケニーロギンス。監督ハーバートロス。
某ハンバーガー店CMでかかっていた曲から本作を思い鑑賞。
意外にデビューは、ジェイソン!「13日の金曜日」デビュー。
私のお気に入り監督ジョンヒューズ監督の大、大大好きなオトナのシングルウェディング
物語
「結婚の条件」
で主演だったケビィンベーコン。
八十年代を駆け抜け、今や監督までこなす俳優監督にまで登っちゃいました。CICビクター低価格ビデオ仕様にて鑑賞。
「♪ガラガラフットルース」
ということで軽快で、しっかり作らた青春映画でございました。
ちゃんと時代の波に揉まれ「古く」なってます。
時代を感じます、いもっぽくうつるかもしれません。決してマイナスな意味で無く立派な青春映画の証!
ある種の「若さ」がしっかり切り取られた素晴らしい青春。
青春映画の証拠、古くなる、時代の風俗に消費されている映像は、名作の証であります。
物語は、都会から田舎に引っ越してきたケビィン。そこは宗教的でガッチガチなかたい大人の集団に出くわします、所属します、友達に出会います。
ケビィンは、揉まれながらも対立しながらも、独自のダンスを踏むべく立ち上がります。
さていかなるリズムがフットルースするか?
本作、ダンスシーン、音楽も勿論ですが、一番素晴らしいのが、脇のジョンリスゴーの存在感であります。
主人公の原動力であり、敵対的な存在であります。
名画の青春映画には、欠かせない存在であります。
宗教、思想、先輩、恋愛、規則えとせとら、、、。
少しケビィンとダンスの接点が弱い気もしないでもないですが、
ケビィンとジョンの関係の対立があってこそ
ダンスシーンが生き生きとした躍動感が観客に植え付けられんだと感じました。
ただダンス、ただステップの 応酬するならPVを見ればいいんです。
本作には乗り越えるべき障害があるからこそ、
ラストのダンスシーンに心は、飛翔し踊っていない、見ている我々鑑賞者の心が、まさしく踊り、気持ち良く感じるんだと思います。
ヒロインのロリーシンガーも華奢な美しさとタフネスを魅せます。
ロリーシンガーは、ジュリアード音楽院経由のチェリストだそうです。
ロリーの奮闘ぶりも溜飲が下がりますよ!
ケビンの吹き替えもあるけどダンスステップ注目!
あと本作の隠れ人気キャラクター、荒くれ俳優から今や監督最前線ショーンペン弟、故クリスペン。彼の孤軍奮闘ダンスもキュートだぜぇ!
あとあと若すぎる今や「セックスアンドザシティ」のサラジェシカパーカーもチョイ役ででてます、サラファン必見。
鑑賞後私も気づきました、可愛いですよ。
ダイアンウィーストンのなんとささやかな「笑顔」。しっかりみつめる強い優しさ。私は、かなり癒されました。大好きな女優さんです。
ラストの金箔?ラメラメ?が飛び交うダンスシーンは、必見!
ケビンがとある田舎で踊り魅せる フット な ルース
是非
レッツダンシング!
見れば自然に嫌なこと忘れ、足先がキュッ、キュッ動き出すよ!
追伸
クリスペンやせてるよなー、「レザボアドッグス」の彼とはにてもにつかない。短命すぎました、。本作の可愛さ本当必見!
ちなみに本作冒頭クレジット、スチャダラパーがPVで真似してたっけ!そのPVお蔵入りだったけど。