しゅう

切られ与三郎のしゅうのレビュー・感想・評価

切られ与三郎(1960年製作の映画)
3.6
BSプレミアムにて鑑賞。

「お富さん」の唄でお馴染み切られ与三郎の物語。古典には疎いので何処まで原典に忠実なのかは分からないが、義理の妹が寄せる恋情は映画オリジナル要素に思える。

心優しき雷蔵が、実の無い女達の誘惑につい絆されて不幸への坂道を転げ落ちていく人情悲劇。

製作当時の時代物の現代的再解釈も、更に今の眼で観ると却って女性観の古臭さが気になってしまう。
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