屋根に乗った市川雷蔵を取り囲むように提灯が広がってくのだが、奥から手前へと波のような勢いがある。淡路恵子と市川雷蔵が室内で抱き合う際の闇の濃さ。向き合った顔の片方を黒く塗り潰したりと、光が当てられ…
>>続きを読む「弁天小僧」が好評だったので、大映の依頼で作った、宮川一夫、西岡、斎藤一郎と、前作と同じスタッフで固めた。見どころの玄冶店はさらりと会話でやり過ごすのは、「弁天小僧」の浜松屋の場の素晴らしさを知る者…
>>続きを読む市川雷蔵主演
姿は見てないのに三味線の音色で只者じゃないと気付く展開とか好きですし、宴会のシーンがすごい楽しそうで印象的でした☝️
後半にかけて若干の駆け足になっちゃうところが気になりましたが、ファ…
/
もてもて雷蔵さま♡︎
\
なんだけど、これほどまでに悲劇な話もまたないだろうよ。ツレェ。
子のいない家へ養子にとられた与三郎だったがその家に男の子が生まれた。このままでは自分は邪魔だと家を出…
義妹以外、ろくな女が出てこない救われざる物語。
29歳でこの芝居。
市川雷蔵さんは本当に素晴らしい。
しがねえ恋の情が仇″の名セリフ御存知玄治店を中心に、義妹お金がからんで、お富と与三郎の数奇な…
配信になかったのでDVDを購めて観た。歌舞伎・落語では与三郎の悪のブレーキが徐々にぶっこわれてイカレ男になっていくあたりが好きなのだが、この映画は結局のところ優柔不断の伊達男がヤンデレ3人に惚れられ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
伊豆屋の惣領養子与三郎が逐電しお富の情夫となり殺されかけて裏切られて義妹と心中する「与話情浮名横櫛」の翻案。「お富さん」のヒットに合わせた制作?
撮影がとんでもなく美しい。構図は最高で特に夜の照明…
家業を継ぐことを放棄し放浪の旅に出た与三郎はお富と出会い懇意に。しかしそのことが発覚したせいで切り付けられた上、簀巻きにして沈められてしまう。命からがら助かった与三郎は数年の間、身を隠しながら生きて…
>>続きを読むBSプレミアムにて鑑賞。
「お富さん」の唄でお馴染み切られ与三郎の物語。古典には疎いので何処まで原典に忠実なのかは分からないが、義理の妹が寄せる恋情は映画オリジナル要素に思える。
心優しき雷蔵が…
【♪死んだはずだよ、お富さん】
春日八郎が歌って大ヒットした「お富さん」。”♪死んだはずだよ、お富さん♪”の歌詞は日本全国に膾炙した。
といっても春日八郎がこの歌を歌ったのは昭和29年。私は生ま…